
芸術大学の集積地として、数多くのアーティストを輩出してきた京都。それぞれの歩みが交わる場を新たに提供します。本プロジェクトでは、各大学出身の若手アーティストが大学の枠を越えて出会い、それぞれの「いま」を携えながら、同じ空間で制作に向き合います。
大学の枠を越え、京都の芸術大学で学んだ若手アーティストたちがひとつの場に集います。参加するのは、京都市立芸術大学、京都芸術大学、京都精華大学、嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学の出身者たち。学びの場を離れ、表現と向き合う彼らの歩みをご覧ください。
アーティストたちは約3カ月間、提供されたアトリエに滞在し、制作に取り組みます。完成された作品だけでなく、制作の過程そのものも展示。ひとつの空間で、思考と手の動きが交差する様子をご覧いただけます。
展示は、2026年11月と2027年3月に分けて開催され、各会期で異なる作家たちが参加します。それぞれの表現がひとつの場に現れます。ふたつの会期を通じて、多様な表現に触れていただけます。


既製物や旅先での出会いを起点に、模刻を通して距離やズレを探り、彫刻やインスタレーションの制作を試みる。


人間の欲望が社会のなかでいかにイメージとして現れ、反復されてきたのかを主題に制作を行う。


3DCGで再構築した空間イメージを、異なる特性を持つ版画技法によって表現し、平面作品における空間の拡張を試みる。


木版画の制作行為を通して、社会や宗教、文化の中で形づくられてきた「愛」のイメージを問い直しています。


人肌には温もりと寂しさがある。触れ合うたび熱が籠るけれど、離れた途端急激に冷めて微かな温もりだけが残る。


陶磁器の装飾を日常的な物や展示空間へと移し、消費・鑑賞・文化経験の関係を探る。


作品を生み出す素材は自然の中で太陽の下で育ち、織られた繊維は人々の生活に寄り添って、支えていることを届けたい。


花の一生を通して生命の時間を見つめ、移ろいの中に宿る一瞬一瞬の美しさを描き留める。


物質と空間に宿る時間や記憶の層を通して、静かに在り続ける存在の気配を、銅版画を中心とした表現によって浮かび上がらせる。


自分の気配や態度を被写体に宿すことを嬉々として写真の制作をしています。


初めて見る現象、初めて何かと出会うような感覚で具象表現を追求しています。


生命をめぐる根源的な営みとしての「変容(メタモルフォーゼ)」をテーマにアニメーション作品の制作を行う。


支持体を身体として、服を装うようにつくる。


網を媒介に像が物理的に変容する過程を描く。剥離による偶発的な情報の断片化を通じ、記憶の地層を多層的なドットで可視化する


写生で動植物から拾った線や形、ドローイングを組み合わせたイメージを、壁面や画面に盛り上がった線で描いています。


ものの大きさを測る。落書きの筆跡をなぞる。情報をパズルのように一つの画面の中で組み立て、その場で生活する人を創造する。
選出された16名の若手アーティストに加え、TERRADA ART STUDIO 京都で日々制作に取り組む現役アーティストも参加。展示期間中は、それぞれがこの場所で育んできた表現を持ち寄り、同じ空間で作品を制作・発表します。
Unis in Unison 2026 —
Kyoto Rising Artists Project
第1期
2026年11月7日(土)~11月16日(月)
— 2026年11月11日(水)休館
— 初日2026年11月7日(土)のみ10:00開館
第2期
2027年3月5日(金)~3月14日(日)
— 2027年3月10日(水)休館
— 2027年3月11日(木)~3月14日(日)事前予約制
— 初日2027年3月5日(金)のみ10:00開館
13:00~18:00(最終入場は17:30)
無料
寺田倉庫株式会社
京都市立芸術大学
京都芸術大学
京都精華大学
嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学
アワガミファクトリー
京都金属箔粉株式会社
株式会社クサカベ
株式会社呉竹
スソニティジャパン合同会社
ナカガワ胡粉絵具株式会社
株式会社中里
株式会社名村大成堂
株式会社墨運堂
松田油絵具株式会社
マルオカ工業株式会社
株式会社歴清社
藤原羽田合同会社
TERRADA ART STUDIO 京都は、京都で活動を行うアーティストやクリエイターのためのスタジオです。京都駅から徒歩6分に位置し、24時間365日利用可能な利便性を備えています。個室・オープンタイプあわせて全31室のアトリエを有し、それぞれの制作スタイルに応じた環境を整えています。スタジオを利用するアーティストやクリエイター同士の交流に加え、コレクターやアート関係者、国内外の企業や教育機関との接点を設け、活動の広がりをサポートしています。
京都市下京区下之町57–1
京都市立芸術大学キャンパス内A棟6F
寺田倉庫は、東京・天王洲を拠点に、美術品の保管を起点としたアートとの関わりを続けてきました。アーティストが安心して制作に取り組めるよう、スタジオの提供や作品の保管·輸送など、物理的な環境を整えること。作品が鑑賞者や社会と出会えるよう、展示や販売、発信の機会を提供すること。そして、都市のなかに、制作・発表・交流が循環する場を少しずつ築いていくこと。私たちは事業を通じて、アート作品、アーティストが社会と接続する環境を影ながら育ててきました。
そして今、新たな拠点となる京都においても、若手アーティストが活動を継続し、表現を社会とつなげていける仕組みづくりに取り組んでいます。芸術文化発信施設の運営、雇用の創出、作品の流通や販売の支援などを通じて、大学や地域との連携を深めながら、京都のアート市場の活性化に静かに関わっていきます。寺田倉庫は、若い表現が息づくための背景のひとつとして、寄り添いながらその歩みを支えていきたいと考えています。
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